遅刻はボーナスの査定に影響が出たり、会社への損害を発生させたりと良いことは何もありません。さらに周りの人からは社会人としての常識を疑われることにもなりかねません。実際に以下にご説明するようによく思われることはないのです。
仕事をする上で大切なことは仕事の品質と納期、そしてそれらを達成するための仕事仲間です。
・品質・・・顧客の要求通り、またはそれ以上の「品質」であること。
・納期・・・顧客が望む納品スケジュールを余裕を持って守ることができること。
・仕事仲間・・・ 上記を達成するために、信頼関係のある仕事仲間がいること。
遅刻をするということは自分自身の品質とスケジュールの管理ができていないということですから、仕事に対する姿勢や社会人としての基本ができていないとされます。この本を読んで、今一度社会人としてのマナーを再度確認しましょう!
仕事は顧客からの信頼を得るということです。遅刻をする人は顧客からの信頼を得ることができません。決められた時間を守るということは約束を守るということです。この約束を守れない人を信頼できるわけがありません。これは顧客に対してだけでなく、会社の上司や同僚、友人たちに対しても同様です。あなたが上司であった場合は部下たちの信頼を失うことになるでしょう。他人の信頼を失うと自分から人がどんどん離れていってしまいます。
たとえ仕事がよくできたとしても、遅刻をすることによって評価を失ってしまう恐れがあります。人によりますが、遅刻癖があるのに何故か仕事はよくできる人がいます。自分は仕事ができるから「遅刻ぐらいしてもいいだろ」と思っているのかどうか……。しかし、人の評価というものは良い面よりも、悪い面の方が目立つ傾向にあります。そのため「たかが遅刻」と軽い気持ちでいると、それによって信頼を失ってしまうかもれしません。また、人として信頼を失ったことで仕事に対する不信感も生まれ、仕事を任せてもらえなくなる可能性があります。
遅刻を繰り返していると「どうしてあの人は遅刻をするのだろう?」と周囲は疑いを持ちます。理由を色々と考える内にその人の私生活が悪いのではないだろうかと疑うようになるのです。もちろん、私生活においても友人などから良い印象はもたれません。空気が読めない、自己中心的、信頼ができないなど人間性を問われることになります。